君、青、無人駅
無人駅、1番のりば
3人掛のベンチ
0.5人掛の隙間は透明だ
木漏れ日は君に
その香りは僕に
恋とかさ、
そういう大層なものじゃないんだ。
ただ甘く
どこまでも青く
それだけで、
それだけで、
ずっとこのまま
ずっとこのまま
少し苦くても
少し見えなくても
ずっとこのまま
ずっとこのまま
最終列車は行ってしまったと
始発列車はもう無いと
警報器が鳴った。
3人掛のベンチ
0.5人掛の隙間は透明だ
木漏れ日は君に
その香りは僕に
恋とかさ、
そういう大層なものじゃないんだ。
ただ甘く
どこまでも青く
それだけで、
それだけで、
ずっとこのまま
ずっとこのまま
少し苦くても
少し見えなくても
ずっとこのまま
ずっとこのまま
最終列車は行ってしまったと
始発列車はもう無いと
警報器が鳴った。