ポエム
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流星
純粋無垢だったかつての面影が
文字の上で踊っている
何も知らないまま笑顔で
手足をぶんぶん振っている

大人っぽさに憧れていて
難しいことを書いてみたくなって
今、どうだろうか
こんなにもそっくりなんて

苦笑いすら浮かぶことなく
崩れる涙を撫でながら
過去の不変と未来の不安を
肌で感じ取った私

それでも空の星だけが
煌々と輝くものだから
流星のように現れ消える時に
思いを馳せようとしてしまう
17/01/07 09:56更新 / なさか



談話室



■作者メッセージ
一昨年辺りの過去作品を久しぶりに見て感じたこと。
あの頃はもっと未来に憧れていたのに。

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