ポエム
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依存症

きっと、僕らが出会ってなければ幸せだったのだろう。
僕らは出会う筈は無かったのだ。
互いに求め合い、時には罵り合い。
いつかは愛し合い、笑い合い。
だけどそんな日常も今日で終わり、きっぱりと切り去ろう。
、、、、こんな事を吐く僕は、きっと君に依存していたのかもしれない。
行かないでと思っていた、僕はなんで君に依存していたんだろう。
しかし、次に君と会う時、僕らは風になる。
互いの事も何も気にしない、そして流れていく、そんな関係になる。

何も無い部屋で、暗い部屋で僕一人だけが虚しく泣いていた。

照らされた部屋の温かさも分からずに、馬鹿みたいだな。

『ただいま』なんて言葉が欲しかった、扉を開ける音が聴こえて欲しかった。

僕は君に、薬物に依存したみたいに、依存していたのかもしれない。
19/11/14 21:39更新 / 咲乃 涙



談話室



■作者メッセージ
それは、突然的な別れだった。

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