ポエム
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ありきたりの『恋』の詩
ほんのり薫る香り。
私は君に恋をした。

やがて君の顔も見る事が出来なくなった。

でも、君を、君だけを見つめていたい。

そんな、願いだった。

許される願いであってほしかった。


卒業式の日、君に私は告白した。

そうして、言われた。

「ごめん」って。

目の前が真っ暗になりそうだった。

でも、ありがとう。

叶わない願いを、諦めさせてくれて、ありがとう。
19/06/19 21:33更新 / 咲乃 涙



談話室



■作者メッセージ
戻れない青春時代。
僕らは、青春に、何を残せただろう。

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