「死にたい」
ふと頭によぎる考え
もう生きる事が苦痛で 辛くて苦しくて泣きそうで
日に日にメンタルも削れていて…

あの屋上から飛び降りたらどうなるのだろうか
落ちる時の浮遊感はあのテーマパークのジェットコースターのように
おへそがﾋｭﾝｯとするような感覚になるのだろうか

ロープで首を絞めたらどうなるのだろうか
頭に血が上るのだろうか
きっと息苦しいだろうな

私はまだ若いと言われる歳であろう
自分でもわかっているし やり残した事がいくつかある
続編のアニメだって見たいし、新曲だってこれからも出るんだ
聴きたいに決まってるではないか

だから私は死なない。
やり残した事があるから

という言い訳をする。
わかっている 怖いのだ
死ぬという恐怖がある
今死んだら何もかも終わり
もしかしたら地獄というものがあって
そこに落ちて更に辛い思いをするかもしれない

これが本当の理由なのだろう。

ああ、なんて意気地無しで弱い人間に育ったのであろう
寧ろこんな人生…捨ててしまえばいいものよ…。

■作者メッセージ
一日何回死にたいと思っているだろうか