束孤独
くわえた横顔 在らず憂愁
瞳が遠く流れていく 風に様
二十の束 独り火を点け 孤独
無考の向こう側 二本指に挟み
たった五分の思考と停止
思うのに 考えるのに
停まって 止まって また遠く
どれだけの束にまとめて終えば
この孤独に火を点けれるのか
蛾が火に向かうのはやはりなのか
集まる中心に焼かれる瞬間
その果てにやがて忘れようと想うのか
タバコの火を燻らせながら
やがて燃え尽きる 無数の灰さ
瞳が遠く流れていく 風に様
二十の束 独り火を点け 孤独
無考の向こう側 二本指に挟み
たった五分の思考と停止
思うのに 考えるのに
停まって 止まって また遠く
どれだけの束にまとめて終えば
この孤独に火を点けれるのか
蛾が火に向かうのはやはりなのか
集まる中心に焼かれる瞬間
その果てにやがて忘れようと想うのか
タバコの火を燻らせながら
やがて燃え尽きる 無数の灰さ