余白の波
自ら歌われることを欲する
たくさんの歌が 何らの
楽器も携えずに もろもろの
心情をともに持っている
小さな命たちであるかも知れない
それは―生きよう―として
前へ前へと進む己れの力を
信じて 微笑みながら今日をゆく
一日をおこなうことの一切が
朝の微妙なバランスの上で
そのページの余白に波を起こす
一ページは一面の海である
内包された豊穣さに比例して
数々の生への可能性の盛られた大洋である
たくさんの歌が 何らの
楽器も携えずに もろもろの
心情をともに持っている
小さな命たちであるかも知れない
それは―生きよう―として
前へ前へと進む己れの力を
信じて 微笑みながら今日をゆく
一日をおこなうことの一切が
朝の微妙なバランスの上で
そのページの余白に波を起こす
一ページは一面の海である
内包された豊穣さに比例して
数々の生への可能性の盛られた大洋である