ポエム
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また夏がきて
貴女の微笑みを開くと
身体中に電流が走った
脳髄は活気づき脈打ち始め
生きることに何のためらいもなかった

今 元気でいらっしゃるのか どうか―
もう10年になる お互いに
年を取ったね 一日として
忘れたことはないが―

それは私の我が儘ですね
でも 貴女のハスキーだった声が
今もって私を勇気づけるのです

夏がきて 汗をかきかき
自転車で買い物にゆく
また 夏がきたのです
20/08/05 13:52更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
想い出ととして―。破恋に終わりましたが、懐かしいものです。

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