ポエム
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―これから―を信じて
蘇生したぼくの魂が
何度目かの運命を担って
きみの元に運ばれるとき
きっときみは涙するだろう
何とその瞳の清いこと!
ぼくのズタズタだった魂は
改めて恥じらうように
きみに会釈を送るだろう
きみのふくよかな胸に
抱きしめられて ぼくは
一瞬 戸惑うだろう
そしてきみの目蓋に口づけて
今まで通ったことのない道を
二人は散歩にゆくだろう
21/03/18 19:12更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
ウグイスの笹鳴きが聞こえてきます。もう春です。この田舎にも、やっと開かれる季節がきました。

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