充溢
笑う花たちに揺り籠が広がる
この庭で ひとつ昼寝をしてみよう
幼児のような味わい方で
真昼を自分の領分としてみよう
そよ風が体に当たって気持ちがいい
午後2時 お日様の一番 値の
高い時刻―夢の中まで真っ赤
しばらく肌を灼こうか―
1時間後 郵便配達の人の
バイクの音で目覚めた 猫が
近寄ってくる 足音の消えた歩き方で―
喉がカラカラに渇いて 熱い
コーヒーを淹れてその匂いを嗅いでみる
頬がヒリヒリする
コーヒーを飲む前に口をすすいだ
この庭で ひとつ昼寝をしてみよう
幼児のような味わい方で
真昼を自分の領分としてみよう
そよ風が体に当たって気持ちがいい
午後2時 お日様の一番 値の
高い時刻―夢の中まで真っ赤
しばらく肌を灼こうか―
1時間後 郵便配達の人の
バイクの音で目覚めた 猫が
近寄ってくる 足音の消えた歩き方で―
喉がカラカラに渇いて 熱い
コーヒーを淹れてその匂いを嗅いでみる
頬がヒリヒリする
コーヒーを飲む前に口をすすいだ