銀河
星々の記憶の中に
ぼくは生きているから
ぼくは宇宙の壁に描かれて
その言語で解読される
太陽に引きずり回される
ぼくの目は 月に憩い
その表面に面長の
鏡の額縁に取り込まれる
傷んだ神経の切っ先が
コペルニクスの方程式に
入力され 可決される時
月は海に沈むだろう
暗黒からしののめへ
ゆき渡る明るさのため
ぼくの魂の奥処(おくが)に横たわる
この銀河は ぼくの今日を生き始める
ぼくは生きているから
ぼくは宇宙の壁に描かれて
その言語で解読される
太陽に引きずり回される
ぼくの目は 月に憩い
その表面に面長の
鏡の額縁に取り込まれる
傷んだ神経の切っ先が
コペルニクスの方程式に
入力され 可決される時
月は海に沈むだろう
暗黒からしののめへ
ゆき渡る明るさのため
ぼくの魂の奥処(おくが)に横たわる
この銀河は ぼくの今日を生き始める