ポエム
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銀河
星々の記憶の中に
ぼくは生きているから
ぼくは宇宙の壁に描かれて
その言語で解読される

太陽に引きずり回される
ぼくの目は 月に憩い
その表面に面長の
鏡の額縁に取り込まれる

傷んだ神経の切っ先が
コペルニクスの方程式に
入力され 可決される時
月は海に沈むだろう

暗黒からしののめへ
ゆき渡る明るさのため
ぼくの魂の奥処(おくが)に横たわる
この銀河は ぼくの今日を生き始める
20/08/01 19:21更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
宇宙は不思議です。そこには、生きてゆくための、あらゆる可能性がある、と信じます。

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