ポエム
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命からの想い
曲がるよ 命が 川のようにね
溶けるよ 命が 全身の温もりでね
満ちるよ 命が 暖流のようにね

昔 花や草の蔭に隠れて
かくれんぼをしたものさ
命は日々大きくなっていった

青春時代 夜郎自大な
精神は 他を受けつけず
自分の小さな内面にのみ執着した

それは愚かなことだった しかし
この愚かさがなかったら 今を
肯定することができないのでは―

年を取って まだ夢を追っている
それがぼくの<命>と思うから―
いかなる人をも愛そうとするぼくの命と思うから―
20/12/20 19:03更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
明日は冬至ですね。明後日からまた、日が長くなります。それを思うだけでも、希望が湧いてきます。

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