ウィンドウ
ウィンドウの向こうを
静かに時を刻みながら
空色の時計が
宇宙の方向へ その
針を指している
空も空気も大地も
この目も 月を感じ
月を通り抜け
明けの海のその蒸留に
明日からのことを
準備しようとしている
ウィンドウは閉じられた
きっと 時間が
やってきたのだろう
その日のギリギリが
閉じられる時間が―
そして 翌朝になれば
この日の役目を果たそうとして
そのウィンドウは
高々と開けられる
静かに時を刻みながら
空色の時計が
宇宙の方向へ その
針を指している
空も空気も大地も
この目も 月を感じ
月を通り抜け
明けの海のその蒸留に
明日からのことを
準備しようとしている
ウィンドウは閉じられた
きっと 時間が
やってきたのだろう
その日のギリギリが
閉じられる時間が―
そして 翌朝になれば
この日の役目を果たそうとして
そのウィンドウは
高々と開けられる