ポエム
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ウィンドウ
ウィンドウの向こうを
静かに時を刻みながら
空色の時計が
宇宙の方向へ その
針を指している

空も空気も大地も
この目も 月を感じ
月を通り抜け
明けの海のその蒸留に
明日からのことを
準備しようとしている

ウィンドウは閉じられた
きっと 時間が
やってきたのだろう
その日のギリギリが
閉じられる時間が―

そして 翌朝になれば
この日の役目を果たそうとして
そのウィンドウは
高々と開けられる
20/11/07 17:39更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
夜が長くなりましたね。ゆっくりとお休みください。

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