ポエム
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永遠への序章
二人は別々の道を
歩むだろう しかし
その道は一つに
辿り着くだろう

森の全ての響きのような
あなたの笑う声―
まるで思春期の太陽の
アッケラカンとした谺―

それらの反照を受けて
ぼくは立ち上がってゆく
瞬きの許されぬボクサーのように
ただ 前のみを見つめて―

あなたとの約束を果たすためにも―
指切りしたからね
本当に待っているからね―
あなたは急に泣きながら

ぼくの薄っぺらな
胸の中で叫んだ
ぼくは少しうろたえたが
微笑みながらあなたの涙を吸った
20/10/10 05:20更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
今日は、良い天気になりますように―。

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