慈雨を受けて
霧雨の薄いベールを
透かして 空気の壁が
金色に輝いてる
その根元にかぼちゃ朝顔の
小さい真っ赤な花が
この慈雨を受けて笑っている
私たちも颯爽と
今日を始めてゆこう
今日はもう開幕している
自転車に乗って この
雨の粒々がメガネに散って
それを立ち止まって拭きながらゆこう
橋の上で 小鳥たちに出会う
元気よく石つぶてのように
飛び去って大空に伸びゆく
決して何も間違ってはいない
私は縁取りをするだろう
この自然の巡る<気>に合わせて―
明日へ向かう意志で
今日をなるべく良い方向へと
導いてゆこうとして―
それは叶うだろう
10時間後にくる夕暮れに
一杯の暖かいスープを待ち望んで―
透かして 空気の壁が
金色に輝いてる
その根元にかぼちゃ朝顔の
小さい真っ赤な花が
この慈雨を受けて笑っている
私たちも颯爽と
今日を始めてゆこう
今日はもう開幕している
自転車に乗って この
雨の粒々がメガネに散って
それを立ち止まって拭きながらゆこう
橋の上で 小鳥たちに出会う
元気よく石つぶてのように
飛び去って大空に伸びゆく
決して何も間違ってはいない
私は縁取りをするだろう
この自然の巡る<気>に合わせて―
明日へ向かう意志で
今日をなるべく良い方向へと
導いてゆこうとして―
それは叶うだろう
10時間後にくる夕暮れに
一杯の暖かいスープを待ち望んで―