ポエム
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コーヒーの美味い朝に
緑の風船の飛ぶ秋だ
大空に映え
地上では
収穫の準備が整った
晴れた日に
次 への予感が棚引く

恋人たちは
颯爽とバイクに乗り
髪を風の形に束ねながら
キラキラと光る
車体のその破片を
急速度で
後ろに飛び散らかす

見る目の賢さよ
その対象の
目まぐるしい変化よ
一杯のコーヒーの奏でる
無限のシンフォニーよ

己れの信じる方向に
目をやれば
もの皆全てが活気づき
次へ手渡される脈拍が
途切れることなく
続いている
20/09/10 19:00更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
もう、暗くなってきました。6時50分。そちらは、いかがですか?

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