夜話
秋のふさふさした闇の中で
この一杯のコーヒーは
私の気持ちを鎮め 明日へと
羽ばたく微笑みを創り上げる
それは未来への可能性に
過ぎないが 歴とした
潜在能力を持っていると信ずる
私はそのことに賭けざるを得ない
いくら誹られても いくら
馬鹿にされても 目の位置は
常に明日へと向かっている
私は愚かであり小さい
しかし生あるものとして
この<生>をとことんまで
活かしてみようと決意したのだ
独りよがりであってもよい
そのために何をしてきたかは
問うところではない 何がしかの
環境が私の仮面を剥ぎ取り
素面で現実に向かわせたのだ
それは決して部分的な時間で
測られるべきではなく 連綿とした
尽きるまでの列で計測されて
然るべきものと信ずる
オリジナルなものは何もないが
唯一の存在者としてのこの
抗弁は 他者の存在を 何ら
無にすることはないのである
他あっての自 として
幾ばくかの連携を図るとしたら
私はもっと開かれて そして
優しくなれるような気がする
この一杯のコーヒーは
私の気持ちを鎮め 明日へと
羽ばたく微笑みを創り上げる
それは未来への可能性に
過ぎないが 歴とした
潜在能力を持っていると信ずる
私はそのことに賭けざるを得ない
いくら誹られても いくら
馬鹿にされても 目の位置は
常に明日へと向かっている
私は愚かであり小さい
しかし生あるものとして
この<生>をとことんまで
活かしてみようと決意したのだ
独りよがりであってもよい
そのために何をしてきたかは
問うところではない 何がしかの
環境が私の仮面を剥ぎ取り
素面で現実に向かわせたのだ
それは決して部分的な時間で
測られるべきではなく 連綿とした
尽きるまでの列で計測されて
然るべきものと信ずる
オリジナルなものは何もないが
唯一の存在者としてのこの
抗弁は 他者の存在を 何ら
無にすることはないのである
他あっての自 として
幾ばくかの連携を図るとしたら
私はもっと開かれて そして
優しくなれるような気がする