ポエム
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白い半月
緑は濃くなり 空気は鮮やかな
呼吸をもたらし 大地は潤い
天は平等に美しく輝くであろう

一月の終わり 真昼に白い半月が
空に浮かび その見えない半分が
光りとなってこの地上を宇宙の鏡にする

疲れて眠る私の夢が大きく広く
宇宙に辿り着けばよい と思う
そこで展開する微笑みは 地上の
私から天空へと直結する約束だ

その絆を大切にしようとする毎日が
新鮮であればもはや言うことはない
出会うもの・人・天気―いずれも
歩むことによって築かれてゆく偉大なもの
23/01/17 16:31更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
偉大なものは、日常にあります。

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