21年前のノートから(続き)
届く と信じて愛し続ける
たったひとつの男―きみも今日
笑顔だったかなあ・・・ぼくは
微笑み続け 愛し続ける きみを―
ぼくの瞳がソッと開かれ
きみの目覚めとともに
耀いてゆく きみは決して
独りではない ぼくの
命に流れる大きな命・・・
この指先できみに触れてみる
愛しさだけが流れ移ってゆく
この掌を人混みがゆく
そして 溢れて 地下鉄に急ぐ
きみはそんなぼくの掌を
きつく握って・・・夕日が沈む
笑顔になろう 明日を
こころから迎えるために―
たったひとつの男―きみも今日
笑顔だったかなあ・・・ぼくは
微笑み続け 愛し続ける きみを―
ぼくの瞳がソッと開かれ
きみの目覚めとともに
耀いてゆく きみは決して
独りではない ぼくの
命に流れる大きな命・・・
この指先できみに触れてみる
愛しさだけが流れ移ってゆく
この掌を人混みがゆく
そして 溢れて 地下鉄に急ぐ
きみはそんなぼくの掌を
きつく握って・・・夕日が沈む
笑顔になろう 明日を
こころから迎えるために―