炎(ソネット)
炎はやがて灰になる しかし
炎は赫々と輝き 自分の
将来を時に委ねて―ぼくも
この炎のようでありたい
太陽は苦しさから産まれたのかも
知れない―苦しさを感じた
ものは次第に迫る熟する時の
予感に己自身を投げ出すから―
自分を展けて 時を待つ
自分を信じて 微笑んでみる
自分を感じて 涙を流す
自分に回帰する一歩手前
他人のことを思いやる気持ち―
これは炎の温かさに等しい
炎は赫々と輝き 自分の
将来を時に委ねて―ぼくも
この炎のようでありたい
太陽は苦しさから産まれたのかも
知れない―苦しさを感じた
ものは次第に迫る熟する時の
予感に己自身を投げ出すから―
自分を展けて 時を待つ
自分を信じて 微笑んでみる
自分を感じて 涙を流す
自分に回帰する一歩手前
他人のことを思いやる気持ち―
これは炎の温かさに等しい