ポエム
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終着駅
きみが追いかけてくれるのならば
ぼくは立ち止まろう そして
うなずいて きみとのバランスを
得よう 永遠の証しとして―

きみが受け取ってくれるのならば
ぼくは手渡そう この小さな
命からくる微笑みを―すると
きみは目を瞠り 静かに睫毛をなびかせて―

真昼のキラめきがぼくのこころより
流れ出で 遠くへ移りゆく
その終着駅できみは待っている

ぼくは始まろう 輝きの予感で
きみから始めて きみに至ろう
源である太陽に向かうように―
22/03/22 17:06更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
昨日から、ウグイスが、竹藪の奥で盛んに啼いています。

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