ポエム
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朝日の中で (終わり)
  7

目に青空が映っている
どこまでも透き通っていって
次元を越えた宇宙へ
それは通ずる力を持つ
わずかな視力だが
それがこころへ視線を送る時
誰しも感ぜなければならない
自分が生まれ 生きてゆこうとする
その根源の小ささを
そして その想いの大いさを・・・

  8

こんなにもぼくは
変わってしまった
過去を自分の過去として
醜いながらも肯定した時から
己れに生きる力が備わった
そして 今という<時>
未来を望見する唯一の
起点として<今>がある時
この存在のあるがままは
朝日の中で動き出すだろう
22/02/09 17:20更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
<朝日の中で>、終了です。この想いは、今も私に通底するものであることを、蛇足ながら記します。

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