ポエム
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淹れたてのコーヒー
小鳥の魂の中で 森の
魂が息づいてゆくように
明るい小川は その上の
大空を溢れさせるであろう

真昼の煌めきの裡で
蒼白い陽炎は揺られて
逃げ水は黒々と宙に浮き
アスファルトの鼓動に唸る

一杯の淹れたてのコーヒー
その豊かな香りから導かれる
無限なる夢幻とは―

純粋に開放された窓から
雲が上昇してゆく風景には
小鳥が風のように鳴く声が相応しい
21/11/20 00:12更新 / 武中義人



談話室



■作者メッセージ
もう、昨日になりましたが、お天気は上々で、過ごしやしかったのは好かった。さあ、今日から、また―。

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