命の結晶
瞳が夢を愛するように ぼくは
太陽を愛する 広がりが屈折せず
目の位置を確かめて―それは
結晶の中の更に小さな結晶―
芽生える時 その小さな結晶は
伸びゆく意志の中で膨らみ
輝きの始めの黒味を帯びて
濃密に己の力を決定する
命としてあり得る限りの優しさを
その結晶に与えるのはぼくの役目―
その時は今であり 未来である
そしてそれを育むのはきみの役目―
抱きかかえ 手を差し伸ばし
瞳の裡に前方を湛えて―
太陽を愛する 広がりが屈折せず
目の位置を確かめて―それは
結晶の中の更に小さな結晶―
芽生える時 その小さな結晶は
伸びゆく意志の中で膨らみ
輝きの始めの黒味を帯びて
濃密に己の力を決定する
命としてあり得る限りの優しさを
その結晶に与えるのはぼくの役目―
その時は今であり 未来である
そしてそれを育むのはきみの役目―
抱きかかえ 手を差し伸ばし
瞳の裡に前方を湛えて―