日々である
白い星の旅程を急ぐのだ
正午の8月の太陽に向けて
コバエが窓の内から輝きを見ている
真昼を歌うほどぼくは有能でない
でも こうして白紙に向かっていると
昼の能産的なエネルギーが四肢を痺らせる
鳥たちは影の中で己れの飛翔を祝い
魚たちは水の中でのぬるい目蓋で
自らの涙を 嬉し涙を洗っている
今日が豊穣なる全体性で
彩られる時 人は その時
知るでしょう 日々の敬虔さを―
正午の8月の太陽に向けて
コバエが窓の内から輝きを見ている
真昼を歌うほどぼくは有能でない
でも こうして白紙に向かっていると
昼の能産的なエネルギーが四肢を痺らせる
鳥たちは影の中で己れの飛翔を祝い
魚たちは水の中でのぬるい目蓋で
自らの涙を 嬉し涙を洗っている
今日が豊穣なる全体性で
彩られる時 人は その時
知るでしょう 日々の敬虔さを―