夏服
きみよ 愛しい方よ
ぼくの隣に座って下さい
この微笑みの どうか
餌食になって下さい
今宵 きみは よく
おしゃべりになった
昇る陽のように快闊に
ぼくの淹れたコーヒーを飲み干した
お互いの掌を合わせて
その手を星空に伸ばす
きみの瞳のようだ その星々は―
夜が明けたら散歩に出よう
それにしてもしぶとい夏の闇だ
きみの形の夏服が壁に架かっている
ぼくの隣に座って下さい
この微笑みの どうか
餌食になって下さい
今宵 きみは よく
おしゃべりになった
昇る陽のように快闊に
ぼくの淹れたコーヒーを飲み干した
お互いの掌を合わせて
その手を星空に伸ばす
きみの瞳のようだ その星々は―
夜が明けたら散歩に出よう
それにしてもしぶとい夏の闇だ
きみの形の夏服が壁に架かっている