夕暮れから
詩を語る樹の下で
ぼくは独り夕暮れを見る
白濁した周囲が刺青の
万感色に輝き渡る
緑色の夢よ 覚めるな
虹の架かった空中に
雨上がりが予感した
爽やかさよ 覚めないで欲しい
空が砂漠のように
陽を照り返している
虹は呼吸する その脈拍を―
影でいっぱいの海になった
夕闇が 明日への予兆で
ぼくという船を準備する
ぼくは独り夕暮れを見る
白濁した周囲が刺青の
万感色に輝き渡る
緑色の夢よ 覚めるな
虹の架かった空中に
雨上がりが予感した
爽やかさよ 覚めないで欲しい
空が砂漠のように
陽を照り返している
虹は呼吸する その脈拍を―
影でいっぱいの海になった
夕闇が 明日への予兆で
ぼくという船を準備する