続・裸木
早春の呼吸はまだ白くて
だから、あなたに抱きしめて欲しい
眠っているときも
起きているときも
しがみつくように、甘えたい
両腕を回したい
もう一度だけでも、匂いを嗅ぎたい
寂しさの風
喚くように窓を叩く
裸木はまだ
背中を丸めて耐えてる
手には蕾を握って
だから、あなたに抱きしめて欲しい
眠っているときも
起きているときも
しがみつくように、甘えたい
両腕を回したい
もう一度だけでも、匂いを嗅ぎたい
寂しさの風
喚くように窓を叩く
裸木はまだ
背中を丸めて耐えてる
手には蕾を握って