みぞれ
一度は暖かくなったのに
晩冬の寒さが増して
重しのような雲からみぞれが降る
靴先が濡れて冷たい
深爪の指であなたの熱を感じたい
今となってはあの夏の暑さも
遠いことのよう
恋だった
出来損ないの恋
考えるのをやめよう、余計なことは
事実は変わらない
手を握りたい
星見えない空から
いまはみぞれが降る
晩冬の寒さが増して
重しのような雲からみぞれが降る
靴先が濡れて冷たい
深爪の指であなたの熱を感じたい
今となってはあの夏の暑さも
遠いことのよう
恋だった
出来損ないの恋
考えるのをやめよう、余計なことは
事実は変わらない
手を握りたい
星見えない空から
いまはみぞれが降る