猫属を謳う・其の二
宵の口にて訪ねましょう
夜道を辿れば光る目迎える
君は小さな小さな肉食獣
足に擦り寄り尻尾を巻きつけ
甘えた声で細く鳴いて
触れたと思えばスッとすり抜け
屋根の上からにゃあんと告げる
君は愛しい猫 猫 猫の子
闇に溶け入るような檳榔子黒
月は煌々 雲は流れる
大きく伸びをしたら 次は何処行く?
酔いが覚めたら尋ねましょう
どれほど尽くせど満足しない
奪われたものはそのままで
悪い人だね?愛しいひとよ
少しばかりは側に居てくれ
捕らえたと思えばパッと消えて
屋根の上からにゃあんと告げる
君は愛しい猫 猫 猫の子
昴のように煌めく瞳は青金石
天は悠々 風が流れる
大きく欠伸をしたら 次は何処行く?
夜道を辿れば光る目迎える
君は小さな小さな肉食獣
足に擦り寄り尻尾を巻きつけ
甘えた声で細く鳴いて
触れたと思えばスッとすり抜け
屋根の上からにゃあんと告げる
君は愛しい猫 猫 猫の子
闇に溶け入るような檳榔子黒
月は煌々 雲は流れる
大きく伸びをしたら 次は何処行く?
酔いが覚めたら尋ねましょう
どれほど尽くせど満足しない
奪われたものはそのままで
悪い人だね?愛しいひとよ
少しばかりは側に居てくれ
捕らえたと思えばパッと消えて
屋根の上からにゃあんと告げる
君は愛しい猫 猫 猫の子
昴のように煌めく瞳は青金石
天は悠々 風が流れる
大きく欠伸をしたら 次は何処行く?