いつか人生が終わる時、
いい人生だったな〜って
そう思って目を閉じたい。

だけど
どうしたらいいのかな〜。


結婚しないで田舎にひっそりと暮らして
自分のためにお金を稼いで
自由に生きて気づいたら孤独死
それって悲しいのかな…。

結婚して夫婦2人で幸せに暮らして
夫とぶつかっては無理矢理息を合わせて
でもいずれ片方が先立って
もう片方は寂寞を感じて孤独死
それって苦しくないのかな…。

結婚して子どもができて
子どもは思春期を迎えて
でも子どもはいつか大人になって
親孝行してくれて
子どもに見守られて命を引き取る
それって幸せには見えるけど
相当難しくないかな…。


正解の人生なんてない。
だけど、
人生が終わる時
寂しさの涙を流したり
後悔の涙を流したり
そうやって
長年をかけて苦労して生きた人生を
無かった方がよかったと思うなら
それは失敗した人生になってしまうのかなって
思ってしまう。

人生って
辛いことがいっぱいあって
悩むことだらけの時間だけど、

たった一度しか与えられていないから
たった一度与えられたから
幸せだったって涙を流したり
ありがとうって涙を流したりして
明るく穏やかに静かに
目を閉じたい。

■作者メッセージ
私の担任の先生からの年賀状のお返事を読んで
この詩を綴りました。
先生の言葉↓
「人生一度きりですから、
悩みもたくさんありますよね。
でも、
一度きりだからこそ、
周りから
憧れられるくらいの生き方
をしてみたいものですね。」
私はこの言葉をくれた先生にとても感謝しています。
私はまんまと先生に憧れています。