ポエム
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今を生きている私は今を生きていこうと思う
今を生きている私がいる。
「寒い」と小声で唸る私がいる。
先生が何か話している。
私は先生の目を見ながら
ボーッとしている。
私は何をしにこの世界に来たのだろう。
うぅぅぅん。「?」

なぜ私はこうして、
この宇宙にいて、
この地球という星に出現し、
日本に生まれてきたのだろう。
そして、
なぜ私はこうして、
自分の家と考える家で寝て起きて、
家から学校にさっさと自分を運び、
この教室におさまって、
自分の席と考える机と椅子に挟まって、
制服に身を包み、
ただ何かものを考えるのだろう。

何もわからない。

なぜ私はこうして、
何もわからない人間同士で関係を作り、
何かわからない喜怒哀楽を自分の中で回転させ、
自分の中にどうしてできたのかわからない当たり前を持って、
何かせっせとしているのだろう。

なぜ私はこうして存在しているのだろう。
私は誰なのだろう。
私を所有するものは何なのだろう。
私とは何だろう。
私を創った人を創った人を創った人を創った人を…
を創ったものは何なのだろう。

私は何かをぐるぐる考える。
いや、
ぐるぐるなんて綺麗な考え方しない。していない。できない。
じゃあ何をしているのだろう。

私は、
私というものの本質を中心に、
頭の中を?頭の外を?この何もよくわからない世界を、
あちこち、何も秩序なく、
でも何かつながりのあるものを辿って
生きているのだ。
と、そうだと感じている。感じさせられている。

でもそれが正しいのかさえわからない。
正しいものが存在するのかもわからない。
何もわからない。
何もわからない。
何、も、わか、ら、ない。。。
うぅぅぅん。
ん?
うん。
そうだ。これだけはわかっている。

私はただ、
このよくわからない世界にある瞬間出現し、
なぜか私は何かを「考える」という自由だけを与えられて
今を生きている。生きている。
それだけしかわからない。

まあ、いっか。何でも。
とりあえず何もわからないまま
とりあえず無駄に一生懸命もがいていよう。
24/07/09 18:16更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
#高1

これは高1の国語の授業中、ふと思い浮かんだ詩です。何で生きなければならないのか、人生一度は考えたことがあるのではないでしょうか。そんな答え、今の私たちにはわからないんです。
一緒にとりあえずがむしゃらに一生懸命生きましょう。

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