私の知らない生き物
この前、久しぶりに渋谷の地に立った。
たくさん人がいた。
多くの人が
目の前にいる人にさえピントを合わせることなく
それぞれに違う方向へ歩いていた。
誰も何にも注意を払っていないように見えた。
周りにいる人達の容姿は確かに『普通』なのだろう。
でもその『普通』は
しっかり服を纏っているという見た目が作っているだけなんだ。
そんな『普通』の見た目をしたその人達、
みんな全く違う人なんだ。
全く違う生き物なんだ。
目の前のその人は
どんな家族の中に生まれて、
どんな立場で、どんな扱いを受けて生きてきたのか。
いや分かることはない。
とにかく生きてきた環境が違う。
みんな想像以上に違う道を生きてきているんだ。
みんな違う道を生きてきているから、
お互いに考えていることなんて簡単に分かるわけないんだ。
みんなが同じように服というものを身に纏い、
同じ人間だと思って生きているってすごいよね。
こわいよね。
だってみんな違う生き物。
お互いが「私の知らない生き物」。
たくさん人がいた。
多くの人が
目の前にいる人にさえピントを合わせることなく
それぞれに違う方向へ歩いていた。
誰も何にも注意を払っていないように見えた。
周りにいる人達の容姿は確かに『普通』なのだろう。
でもその『普通』は
しっかり服を纏っているという見た目が作っているだけなんだ。
そんな『普通』の見た目をしたその人達、
みんな全く違う人なんだ。
全く違う生き物なんだ。
目の前のその人は
どんな家族の中に生まれて、
どんな立場で、どんな扱いを受けて生きてきたのか。
いや分かることはない。
とにかく生きてきた環境が違う。
みんな想像以上に違う道を生きてきているんだ。
みんな違う道を生きてきているから、
お互いに考えていることなんて簡単に分かるわけないんだ。
みんなが同じように服というものを身に纏い、
同じ人間だと思って生きているってすごいよね。
こわいよね。
だってみんな違う生き物。
お互いが「私の知らない生き物」。