ポエム
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秋の日の出
朝4時、
目が覚めてふと体を起こし、
カーテンを開けるとまだ真っ暗だった。
少し眠たいと思ってそのままお布団に座っていると、
東の窓から少し光を感じた。

朝4時半、
まだ太陽は見えないけれど、
東の空は
ふとした悲しさによる涙 の紺色の世界と
生き生きとした燃え盛る心 のオレンジ色の世界による
絵には描けないような美しいグラデーションを描いて見せた。

朝5時、
太陽が出てきた。
熱いや明るいなどという言葉では表現しきれないほどの
むき出しにされた魂そのものであるかのような
力強い光が私たちの世界に届いてきた。

その光はとてつもなく力強いのに
それでいてとてつもなく優しい力で私たちの世界を照らし始めた。


美しいものに溢れるこの世界の
「詩」の魂の1つを見させられた気がした。
21/08/16 09:27更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
自然には本当に美しい色や光がありますね。
色のある世界に生まれて本当に幸せです。

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