ポエム
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一期一会
受験の宣言と共に
最後の別れを告げた
九月三十日の京王線。
私が降りる駅の一個前。

電車が止まり
扉に寄りかかった私が
彼の胸元にスッと移動させられたのは
悪戯なときめきだった。
23/05/30 08:18更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
彼のことはもう忘れてもいいかな。
一期一会。

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