子どもは舞って、
重い荷物を持って
バイトから学校へ向かう。
今日は叱られた。
だからコンビニのメロンパンの前で
こいつに癒してもらおうかと奮闘した。
甘いものに頼るのはやめにした。
あーだり。
そこに天使は現れた。
彼女は小学一年生ぐらいの年頃の女の子だった。
子鹿のような小さな身体で
お出掛け着を着て
背が高くすらっとしたお母さんの周りを
舞いながら歩いていた。
言葉の通り待っていたのだ。
両手をゆったりとひらひらさせて
たたったったたっ
と足をもつれさせながら
リズムよくはねていた。
そして
不意におじさんにぶつかりそうになりつつ
慌てずさっと横によけて、
黙ってお母さんの手を握り、
それからは大人しく歩いて
去っていった。
バイトから学校へ向かう。
今日は叱られた。
だからコンビニのメロンパンの前で
こいつに癒してもらおうかと奮闘した。
甘いものに頼るのはやめにした。
あーだり。
そこに天使は現れた。
彼女は小学一年生ぐらいの年頃の女の子だった。
子鹿のような小さな身体で
お出掛け着を着て
背が高くすらっとしたお母さんの周りを
舞いながら歩いていた。
言葉の通り待っていたのだ。
両手をゆったりとひらひらさせて
たたったったたっ
と足をもつれさせながら
リズムよくはねていた。
そして
不意におじさんにぶつかりそうになりつつ
慌てずさっと横によけて、
黙ってお母さんの手を握り、
それからは大人しく歩いて
去っていった。