ポエム
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日本トカゲさん
コンクリートの床の上、
彼はどこにいこうとしていたのだろう。
潜り込むところもなければ
虫もいない。

そんなところに
本当に小さな日本トカゲがいた。

初めはかわいいなと思って
興味で少し立ち止まって見ていたが、

彼は立ち止まる私の足の爪先部分、
少し浮いている靴の下に入っていった。

彼は私が踏んでしまうかもしれないことを知らないで、
容赦なく私の足の下に入ってきた。

私はただの物体だと思われたのだろうけど、
信用されたのだと思って
1ミリでも動かないようにと固まった。

白い靴の下から
綺麗な色のトカゲが顔を出したときは可愛かった。

時間もなかったので、
トカゲ観察はそこの時点で終えることにした。

彼はどこへ行くのやら。

いってらっしゃい。
21/08/16 09:40更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
本当に小さなトカゲでした。
長さ6cmくらいでした。



今日間違えて2投稿してしまい「校長先生の話」が消えてしまいました。コメントがまだ返せていなかったので書いてくださった方すみません。
このルールを忘れてました…

直で綴ってしまってデータが残っていないので複製できないです…。
悲しい…。

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