ポエム
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悪い生徒の時もあるよね。
何かうまくいっている時って
とってもいい気分で、
自分はなんて誇らしい人なんだとか
自分さえ気付かないところで
思っちゃってるよね。

それでさ、
誰かに励ましの言葉とか言ってみちゃったり?
物凄く努力して成功を掴んだ人に感動してみちゃったり?
気性の荒い人を哀れな目で見ちゃったり?
やたら人のこと褒めてみちゃったり?
しちゃってない?

でも
そのうまくいっている時ってのは
束の間なんだよね。


ほらほら、
まただよ。
ほら、
空っぽの廊下に立たされている
悪い生徒の気分だよね。

優等生のふりなんて
ただのフリだからさ、
そうそう長いことしてらんないんだね?

だけど、
このバカみたいな悪い生徒な自分、
大嫌いよね。
楽しくないよね?

でもさ、
人生楽しくなきゃだめでしょ?

だから、
また優等生のフリ、
続けてみるんだよ。

もともとどんなに悪い生徒だって、
自分も優等生であるべきだって思えたなら、
きっといつか
すぐにね、
優等生になれるんだよ。


ただしね、
忘れてはいけないことがあるよ。
それは
いつまでも自分は愚かだと思い続けること。
そして
本当の自分を、
本当の弱い自分を、
かっこつけさせてやるんだよ。


さて。
心からね、魂からね、
君が優等生になれること、
期待しているよ。
真の優等生になれた君の姿が楽しみだなー。
21/08/16 09:39更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
私はまだ受験生だから、
まだ合格してないから、
結局合格できないかもしれないから、
だから
少しでも自惚れちゃだめなんだよ。
ほらほら、
また自分の背中バシッと叩いて、
はい。立ち上がるっと。

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