ポエム
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お母さんのカレー弁当
今日私は学校をサボった。
リュックを背負って、片手に弁当を持ったまま、
玄関から自分の部屋に戻ってしまった。

何もしたくなかった。
朝ごはんを食べたばかりなのに、
とりあえず
八つ当たりのようにお弁当を1人で食べようとした。

そこには、
私の大好きなカレーが入っていた。

お母さんが応援してくれていることを感じた。
(私が学校で友達と楽しくお昼ご飯を食べるのを
想像して作ってくれたのかな。)
そう思った。

そのカレーは温かかった。
だけど私は少し冷たくなったご飯を寂しく1人で食べた。

お母さんの愛に応えられない自分が
憎かった。


21/11/28 23:42更新 / すず



談話室



■作者メッセージ
思春期真っ最中の時に書いた詩です。

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