ポエム
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格好悪い僕
君の手を離したのは僕だった…

僕の弱さが、君に手を離される事が恐くて…
僕が君の手を離したんだ。

君に手を離されないように、僕は何かをしたのだろか?
君の手を強く握るために、僕は何かをしたのだろか?

僕に…もう少し、もう少しだけ、勇気があって…
君に…もう少し、もう少しだけ、真っ直ぐに向き合えたなら…

君の手を離した僕に残ったのは…

君の手の温もりだけ。



離した手を、握り直さないのは僕だった…

僕のプライドが、君に格好悪いところを見せたくなくて…
僕は握り直せなかったんだ。

君に格好悪い姿を見せて、素直になれたら。
君の想いをちゃんとわかってあげられる、そんな僕ならば…

僕が…もう少し、もう少しだけ、我慢が出来て…
君に…もう少し、もう少しだけ、弱い僕を出せたのならば…

離した手を、握り直さない僕に残ったのは…

ずっと僕の中に残る君の姿…

ずっと僕の中に残る君との思い出…

ずっと僕の中に残る君への想い。
20/04/14 18:55更新 / フキ



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