ひとびとのつなみ　おおきなえきにおしよせて
ぼくはながされてゆくだけ
しぜんのちからには　あらがえないけど
こんなにつめたいのは　いやだなあって
あらがってみたけど　むりだった

ひだりてには　ねそべるひとたち
みぎてには　さわぎたてるわかものたち
じぶんかってでこのよはあふれてる
だれも　ちゅういしないから

にげだしたいな
にげだしたんだ
もうこんなところじゃやってられないと
ひとのなみを　かきわける　すーつのせなか
だから
こんなおおきなまちは　いやなんだ

しずかなところで　すなになりたい