「えいがにいこうよ」
じんせいはつ　おんなのこをさそって
「うん、いついく？」
へんじもらえたぼくは　うきうきさ

ふだんきにしない　ふぁっしょんも
かみとかひげの　みだしなみも
きみのために　かんぺきにととのえたのさ

ぼくがあんまり　しゃべらないから
きみがせいいっぱい　はなしてくれるのが
うれしかったよ
きをつかわせちゃったかな

でも　いまおもうと
きみのわだいは　かれのはなしばっかりだったよね
いまおもうと

きみはぼくのことを
みてなかったんだね