こう　なにか　あるじゃん
なんて　きみはいうけれど
きみのせかいに　ぼくはいないから
わかんないよって　むししてた

でもあるひ　もりにいって
かぜとともに　いのちをかんじたとき
きみも　「こんなかんじ」
だったのかって　さ

いいあらせないような　いたみ
かなしみ　よろこび　いかり
「やばい」だけで
ぼくらは　ひょうげんしようとしてる

やばいなあ。

ひとがたが　ぼくのからだを
なでていくだけで
ごくらくを　けいけんしたことがなくても
こう　なんか　かんじたんだって
いいふらしたくなるじゃん

いいあらわせないような　いたみ
かなしみ　よろこび　いかり
「やばい」だけで
ぼくらは　かんじとろうとしてる

やばいなあ。

いいあらわせないようなことを
むりに　いいあらわそうとしなくていいよ
それは　きみのすてきなかんせい
だれにも　りかいされることはないけど
まぶしすぎる　それでいいんだ