朝が来る度に
工事現場の仮説トイレから
誰かのすすり泣く声が聴こえる
陽光が小突くように降り注いで
鴉や雀は電線の上から
僕の足元に影を落とす
朝が来る度に 一人ぼっち
昨日と同じ拍子で心臓を動かして
昨日に見捨てられた自分に惨めさを感じて
ああ 夢とは一体どんなものだろうか と
数え切れない程繰り返した疑問がまた浮かぶ
幹線道路の側溝から
誰かの助けを求める声が聴こえる
陽光が嘲笑うように降り注いで
鴉や雀は歌いながら
僕の頭上を飛び回る
朝が来る度に 行方不明
昨日と同じ歩調で街を歩いて
昨日から遠く離れたどこかに迷い込んで
ああ 目的地なんてものはあるのだろうか と
数え切れない程踏み潰した不安にまた捕まる
誰かのすすり泣く声が聴こえる
陽光が小突くように降り注いで
鴉や雀は電線の上から
僕の足元に影を落とす
朝が来る度に 一人ぼっち
昨日と同じ拍子で心臓を動かして
昨日に見捨てられた自分に惨めさを感じて
ああ 夢とは一体どんなものだろうか と
数え切れない程繰り返した疑問がまた浮かぶ
幹線道路の側溝から
誰かの助けを求める声が聴こえる
陽光が嘲笑うように降り注いで
鴉や雀は歌いながら
僕の頭上を飛び回る
朝が来る度に 行方不明
昨日と同じ歩調で街を歩いて
昨日から遠く離れたどこかに迷い込んで
ああ 目的地なんてものはあるのだろうか と
数え切れない程踏み潰した不安にまた捕まる
25/11/15 09:30更新 / わたなべ