日曜日のこと
何処かに行ける予感がして
瞼の裏で高架橋を駆け抜けたのに
窓の向こうの空が赤黒く染まっていただけで
僕は僕のままだった
何かになれる予感がして
胸の奥で大声で叫んだのに
寝言を言っていたと母さんにからかわれただけで
僕は僕のままだった
日曜日に昼寝をすると
眠る前には胸が高鳴っていたはずなのに
目を覚ますと淋しくてたまらなかった
また月曜日が来るのかと
僕はがっくりと肩を落として
不気味な夜に飲み込まれた
瞼の裏で高架橋を駆け抜けたのに
窓の向こうの空が赤黒く染まっていただけで
僕は僕のままだった
何かになれる予感がして
胸の奥で大声で叫んだのに
寝言を言っていたと母さんにからかわれただけで
僕は僕のままだった
日曜日に昼寝をすると
眠る前には胸が高鳴っていたはずなのに
目を覚ますと淋しくてたまらなかった
また月曜日が来るのかと
僕はがっくりと肩を落として
不気味な夜に飲み込まれた