浜辺で
潮騒は心地よく
僕を眠りに誘ったけれど
まぼろしがそっと揺り起こした
水面が赤く染まり出すのを
まどろんだ目で見つめたら
涙が一粒砂に落ちた
太陽よどうか
一緒に連れていってほしい
地平線に消え行くと同時に
遠いどこかの空へ昇る
君の旅路できっとあの子が
僕を待っていると思うから
せめてこの思いを
口笛で奏でたあこがれ
かすれた音は抜け際に
さざ波の中に溶けこんで
海の向こうへ流れていった
沈むきらめきを追いかけて
僕を眠りに誘ったけれど
まぼろしがそっと揺り起こした
水面が赤く染まり出すのを
まどろんだ目で見つめたら
涙が一粒砂に落ちた
太陽よどうか
一緒に連れていってほしい
地平線に消え行くと同時に
遠いどこかの空へ昇る
君の旅路できっとあの子が
僕を待っていると思うから
せめてこの思いを
口笛で奏でたあこがれ
かすれた音は抜け際に
さざ波の中に溶けこんで
海の向こうへ流れていった
沈むきらめきを追いかけて