ポエム
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 maskに ねがいを

希望も 絶望もおれの日常
さめた心にあるのは渇望

ながい抑制をたずさえたヒト達は
マスクのなかにじふんをかくす

言葉のちからに不安を抱き
見えない圧力に
小さな体を奮わせて

どこかの誰かに呪文のように
聴いてほしくて

あしたも自分にだけ聞こえる
希望的なカナワナイ願望を

ひとりでつぶやいている

ひとり歩くおれの言葉は
だれかには届かない
それでも俺はさけぶように
夜自分にささやく

おまえはそのままが良い。
そんなおまえが理想に成っていく

マスクにおさえたヒト達の
ねがいとともに。









20/12/26 04:16更新 / Muroitakashi



談話室



■作者メッセージ
冬だからこそのマスクだけどいまはそれだけじゃない。
nightにマスクもないと、行けないから。

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