もっと素直になればよかった
もっと気持ちを伝えればよかった
運命的な出会いだと信じこんでいた
でも君には違ったみたい

君は素敵な人だ
笑顔がかわいい
声も聞きこんでしまう
凛とした立ち姿も美しい
瞳がとろけてしまうのが分かる
でももうその笑顔はこちらを向かない

本当の笑顔に気付いたのは偽りの笑顔を見せられてから気付いた
君はもう僕を信じることができないだろう

いちごが好きな女の子だとしか知らない
メロンが嫌いな男だとしか伝えていない
君は色々聞いてくれた
僕は最低限しか答えてあげられなかった
心に壁を張ってしまっていた
乗り越えてきてくれると信じていた
でも疲れてしまったんだね
ささやかだけど幸せだった
2人で一緒のことをして一緒のものを食べたことが誇りだ

君は沢山の人に好かれる
僕は君しか見えない世界に迷い込んでしまった
君の道はこちらじゃなくて良い
たまに寄り道をしたくなったらまた来てね
君の隣に誰かがいたら仮面を被って待っているよ