ポエム
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迷い遺伝子の景色
背伸びしてみても辿れない
現代の街にひしめく多様性
よそ見をしてる間に離れていく
そんな気がして立ち止まる

失われたもの消えたもの
鮮やかな過去がそこにあった
もう一度と手を伸ばしてみても
空想のようにすり抜けるだけ

樹は眩しい空に枝を伸ばす
弛みなく無限に広がる可能性
折れた枝は足元に降り積もった 
その中の一つが僕だろうか?

時のアルバムに刻まれる
その日がいつか訪れたのなら
せめて偽りない写真で残してと
ありふれた証を閉じ込めて

出会いと別れを繰り返して受け継がれる
ゲノムの記憶に身体を漂わせる

失われたもの消えたもの
鮮やかな世界がそこにあった
もう一度と手を伸ばしてみても
空想のようにすり抜けるだけ

19/11/22 03:09更新 / ('-')



談話室



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