ポエム
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日射し
九州は梅雨明けした。

梅雨明けのニュースに合わせるかのように

湿った蒸し暑い空気は
ただただ熱い、熱線のような日射しに変わった。
蝉が一気に泣き出し
アスファルトの熱は
夜がきても余熱で町をあたためる。


「夏」がきた。

キミが…退社するのと、入れ替わるかのように…


……片想いだったし
……失恋なんてのは時間がすべて解決するはずだけど


この暑さに、イラつく元気さえ、ない。

汗だくの額を拭いて…溜め息が出るだけ。

涙も出ないのは、俺が老けたからだろうか。


まだ…キミの面影を思い浮かべてしまうよ。






キミがいない夏。
切ない。くるしい
19/07/26 01:35更新 / かなめ



談話室



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